春の陽気とは裏腹に、3月は確定申告、主催教室の発表会だけでも毎年倒れそうになるところ、今年はコンサート2つまで入れてしまったおバカな私です。
もうこうなるとゲーム感覚ですね。いかに平常心を保ち能率良く仕事をこなすか。まるで受験みたいですね。
今年も受験シーズンが終わろうとしています。もう友人たちも指導者側の立場にいますが、指導者側も疲弊することなんだなと感じるこの頃。見ているだけで辛くなり胃にくると、そんなお話もしていました。
さて、明日(もう本日)の生放送ラジオの宣伝です♪
今月末30日(土)に「ロシア」×「前奏曲とフーガ」(+バッハ)のコンサートを行います。
それに伴い、3月14日(木)18時よりインターネットラジオOTTAVAにてご紹介いただけることなりました♪
インターネットラジオOTTAVA 18時から(60分程度)
http://ottava.jp
番組「OTTAVA Salone」
飯田 有抄さんの番組です♪
私の30日に弾く曲の一部録音演奏と、私のCDも流れる予定ですので、お聴きいただけましたら幸いです♪
またこちらがそのコンサートのご案内♪


『前奏曲とフーガ 〜バッハから20世紀まで〜 』
日時:2019年3月30日(土)14時半開演(14時開場)
場所:松尾ホール(東京メトロ・都営地下鉄「日比谷」駅直結)
http://www.h-matsuo.co.jp/showroom/
演奏者:岩本きよら、鈴木飛鳥、高橋健一郎
解説:塩野直之(哲学者)、モデレータ:平野恵美子
協賛:日本アレンスキー協会、一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)、 OTTAVA(http//:ottava.jp)
料金:一般3000円 学生2000円
チケット販売・お問い合わせ:zadera330@gmail.com
見ての通り珍しい曲のオンパレードです。
哲学者である塩野先生の解説、また主催で東大助教の平野先生など多くの賢い方々のご協力の元、大変意義深い学術的なコンサートとなっています。
平野先生からのご紹介文はこちら。
「前奏曲とフーガ」はバッハが生み出した形式ですが、その後、20世紀近くまで作曲されることはほとんどありませんでした。これを蘇らせたのは、ロシアの作曲家たちであると言っても過言ではないでしょう。
ロシアではアヴァンギャルドの作曲家たちが調性を壊すことで新しさを求めたのに対して、一部の作曲家は古典に立ち返ることで現代性を追求しました。
今回はバッハと最も有名なショスタコーヴィッチの他に、後期ロマン派のグラズノフ、早逝したポルトラツキー、また目玉はスターリンに抹殺されて収容所に送られ、世界初演が2015年というザデラツキーによる、「前奏曲とフーガ」の饗宴です。
非常に珍しいプログラムですが、現代性と抒情性を合わせ持った大変聴きごたえのある内容になったと思います。
残席僅かとなっていますが、是非皆様に聴いて頂きたいです。
ピアニストとして私はただただ正確にこの曲の良さを伝えたいと日々格闘しているところです。
こちらが済んだら翌日から有森門下の皆さんと台湾演奏旅行♪
音楽の神様、健康の神様、よろしくお願いいたします。祈